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健康ページ〈知っておきたい! 慢性腎臓病〉尿酸などの管理

解説は新北九州腎臓クリニック 院長 海津嘉蔵先生
適切な食事療法や薬物療法を行う

 ①尿酸
 「慢性腎臓病(CKD)」では、腎臓からの尿酸の排せつがしにくくなり、血液中の尿酸濃度が上昇しやすくなります。尿酸値が高い状態が続くと「痛風発作」と呼ばれる激しい発作が起こります。幸いCKDでは頻度が低いのですが、最近、尿酸が高いと心筋梗塞などの心血管の病気が多いことが分かってきました。
 尿酸の原料となるのは、主に食事中に含まれているプリン体で、ビールなどのアルコールや、肉類に多いので、食事療法が必要となります。薬剤としては、尿酸排せつ促進剤や合成阻害剤が使われます。尿酸値を6・0㎎/㎗以下にするとよいでしょう。
 ②リンとカルシウム
 CKDではリンやカルシウム等のミネラル量が異常になります。その結果として、骨が脆弱になり、骨折しやすくなります。また、血管が石灰化し、心臓や大きな動脈の病気を発症することもあります。
 腎機能が低下するにつれ、血清カルシウムが低下し、血清リン値が上昇してきます。管理するには、リン含有食品を制限するとともに、活性型ビタミンD製剤およびリン吸着薬を使用します。
 ③アシドーシス
 腎機能が低下すると、腎臓から尿へと、体の中でできた酸を排せつできなくなり、血液が酸性となります。この病態を「代謝性アシドーシス」といい、血清カリウムの上昇、貧血のほか、体がだるくなったり、息切れなどの症状が出てきます。
 正確な病状を知るには、動脈の血液のpHや重炭酸イオンを測定します。
 治療としては、タンパク制限食を中心とした食事療法と、重曹やクエン酸ナトリウムを用います。これらの薬剤にはナトリウムが多く入っていますので、もともと食塩制限が必要な場合には一層の食塩制限をしなければなりません。
 アシドーシスは高カリウム血症を起こす有力な因子ですので、外来で慎重に診療する必要があります。
 ④血糖
 糖尿病合併症CKD患者さんは、当然のことながら血糖管理が必要です。血糖をコントロールすれば、腎症の進展が抑制されることが分かっているからです。
 CKDが進行し、腎機能が低下すると、糖尿病がよくなったわけでもないのに血糖が上昇しなくなります。これは、腎機能が低下すると腎臓からの糖放出が少なくなり、血糖が上がらなくなるからです。
 合併症予防のための血糖値管理の目標値はHbA1cが7・0%未満です。血糖正常化を目指すならば6・0%未満、治療強化が困難な場合には8・0%未満となります。腎機能が低下すると、使用できる薬が限られ、DPP―4阻害薬、GLP―1アナログ製剤の一部、αグルコシダーゼ阻害薬、速効型インスリン分泌促進薬の一部、インスリン等だけが使用可能です。
 特に糖尿病内服治療剤として多く使われているスルホニル尿素剤(SU剤)は禁忌となりますので注意しましょう。

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