筋肉を伸ばす ストレッチ運動
筋肉を柔らかくする
年をとっても体が柔らかいことは、転倒しないために重要です。
でも、一般的に加齢とともに体は硬くなり、姿勢が悪くなってしまいます。
体が硬いということは、筋肉が弱っていることを意味します。
筋肉が弱まると、伸び縮みがスムーズにできなくなり、
筋肉の腱が硬くなることで、関節の動く範囲が極端に制限されてしまいます。
足がつまずいた時に、体が柔らかいと転倒することなく立ち直ることができますが、
体が硬いと転倒して膝や腰、腕などを打ち、場合によっては骨折してしまうことも。
転倒予防のためにも、普段から体を柔らかくする運動が必要です。
腰痛や膝関節に痛みがある人は、筋肉が硬くて弱く、関節の動きが制限
されている人が少なくありません。例えば、脚を伸ばして座り、前屈しても
脚のつま先に手の指先が届かない人は、脚の背面にある筋肉の
「ハムストリング」が硬く、弱っています。
一方、運動習慣のある人の中にも、体が硬い人がいます。
主な原因は、運動後に疲労で収縮した筋肉を、そのままの状態で放置
していることもあります。硬くなった筋肉を上手に伸ばしたり、弱った筋肉を
強くしたりして、関節の動きをよくしておきましょう。
ストレッチ運動は、繰り返し行うことで高齢になっても体を柔らかくできます。
硬く弱った筋肉を、短期間で強くすることができる‘‘魔法の運動’’です。
さぁ~気候も良くなってきましたので、ストレッチ運度などで、体を動かしてみましょう!!
※参考文献:和歌山大学 体育学、本山教授