「午後10時から翌2時がお肌のゴールデンタイム」という話を
耳にしたことがある人は多いはずです。
睡眠と肌のコンディションには密接な関係があり、
不足すると肌荒れやクマを招いてしまいます。
しかし、体への影響はそれだけではありません。
睡眠不足が続くと太りやすく、髪がボロボロになることも……。
そこで今回は、睡眠不足が体に与える悪影響を3つご紹介します。
■1:肌の“修復機能”が弱まり、傷ついた肌がそのままに……
人は寝ている間に分泌される成長ホルモンによって、
傷ついた細胞の修復が行われます。
睡眠の質が落ちてホルモンの分泌量が低下すると、
それらの活動が十分に行われなくなってしまいます。
肌のターンオーバーの周期も乱れることから、
できてしまったシミが肌に残り続けたり、ニキビ跡が消えずに残り続けることも。
どんなに高い化粧品を使っても、睡眠が不足すると肌は衰えがち。
化粧品と同じくらい、睡眠も重要視したいところです。
■2:ドカ食いしやすく、太りやすくなる
寝ている間にも、脂肪の分解と代謝は行われます。
睡眠が不足すると成長ホルモンの分泌が抑制されることから、
脂肪の代謝がスムーズに行われず、痩せにくい体質に。
また、睡眠が不足することで食欲促進ホルモンのグレリンが増加し、
ドカ食いに走りやすくなってしまいます。
さらに、睡眠が不足すると血行が悪くなり、むくみやすくもなってしまいます。
むくみは見た目にもはれぼったく見えたり、放置するとセルライトになることも。
痩せたい人は食事だけでなく、睡眠をしっかり取るよう意識することが大切です。
■3:白髪、抜け毛等のヘアトラブルを招きやすくなる
睡眠不足は、血行不良をも招きます。
せっかく必要な栄養を摂取しても血行が悪いと、
頭皮細胞の隅々まで栄養が運ばれません。
そうなると頭皮のターンオーバーのリズムが乱れ、
健康的な髪の育成ができなくなってしまいます。
また、血行不良をはじめ、頭皮環境が悪化すると、
髪に色をつける“メラノサイト”が正常に働かなくなり、
白髪の増加につながることも。
傷んだ髪はメイクや洋服でカバーすることはできません。
髪は見た目年齢を左右する重要なパーツだけに、
睡眠をしっかり取って、健康的なツヤ髪をキープしてくださいね。
以上、睡眠不足がもたらす悪影響をご紹介しました。
夜はぬるめのお湯に浸かってリラックスし、
早めに布団に入ってしっかり睡眠を取ってくださいね。
☆10月31日(金) 10月最終日です。
今日も素敵な笑顔で過ごしましょう~(*^^)v