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健康ページ【皮膚糸状菌症】

おはようございます。健友館ゆうき整体院の栗野雄二です。梅雨入りして、高温多湿の時季です。天候の急変にも注意し、万全な体調管理を!賢明な生活を心掛けましょう!!

かびの一種によって起こる

 蒸し暑くなるこれからの季節は、「水虫」に悩まされる人が特に多くなる時期です。そこで今回は、いわゆる「水虫」といわれている足の「皮膚糸状菌症」を中心に、掖済会長崎病院(長崎市)で皮膚科の医務顧問を務める西本勝太郎医師(医学博士)のお話です。

小水疱型の足底部白癬

角質増殖型白癬および爪白癬

足以外でも発症する

 古くから、足の皮がむけたり、足の指の間が湿ってくるような状態を「水虫・ミズムシ」という言葉で表現していました。

 この病気の原因の大半が、「皮膚糸状菌(白癬菌)」というかび(真菌)の一種であることが分かったのが20世紀の初頭のことです。

 この「皮膚糸状菌」は、人間の皮膚表面の角質層の主な成分であるケラチンというタンパク質を好み、それを栄養源として増殖します。ちなみにケラチンは、とても硬いので、他のかびや細菌では歯が立ちません。

 このかびによる感染(皮膚糸状菌症)は、足以外にも全身のさまざまな部位で起こります。

 頭であれば「しらくも(頭部白癬)」、股であれば「いんきんたむし(股部白癬)」、その他の体の部位であれば「たむし(体部白癬)」、爪では爪白癬などと呼ばれています。

 皮膚糸状菌の代表的なものが「紅色菌」で、水虫、たむしなどの原因の7~8割が、この菌によるものです。

 ただし、菌が付着しただけで必ず発症するわけではなく、菌が増殖した時に、初めて症状が現れます。

 菌は高温多湿を好みますので、これからの季節に発症する方が多くなるのです。

 

爪白癬の場合

薬剤を塗布する時の注意

かゆみの症状はない場合も

 水虫は、現れる症状によって、いくつかのタイプに分類されます。

 ●趾間型

 足の指の間がふやけたり、皮がむける。

 ●小水疱型

 足の裏や縁の辺りなどに、小さい水疱(水ぶくれ)ができる。

 ●角質増殖型

 足裏の皮膚が厚くなり、細かい皮膚の小片が付いたり、ひび割れたりする。

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 多くの場合、これらを併発していることも多いようです。

 また、個人差や季節の影響などにもよりますが、実際にかゆみの症状が出ることは少なく、全くかゆみがないこともあります。

 また、魚の鱗のように皮がむけるだけの「鱗屑型」と呼べるようなタイプも増えてきています。

足の清潔・乾燥を保とう

顕微鏡検査で診断を確定

 「皮膚糸状菌症」と混同しやすい病気に、「接触性皮膚炎」や「掌蹠膿疱症」などがあります。

 したがって診断では、症状や見た目だけでなく、患部の皮膚片を採取し、顕微鏡検査をすることが大切です。

 さらには、菌を培養して菌種を確定することもあります。

 治療は、抗真菌薬による薬物治療が行われます。

 趾間型や小水疱型、鱗屑型では基本的に外用薬を用います。外用薬には、軟膏、クリーム、ローション、液剤などがあります。

 症状による使い分けはありますが、効果に大きな差はありませんので、自分で使いやすいものを選ぶのも良いでしょう。

 使用する際に気を付けたいのが、患部だけでなく、その周辺や足裏全体に適量を広く塗ることです。

 皮膚糸状菌は、病変部だけでなく周辺にも付着しているからです。

 よく、「水虫は治りにくい」といわれますが、それは菌がいなくなる前に治療をやめてしまうからです。

 例えば冬季でも、菌が増殖していないので症状がないだけで、実際には菌は付着しているのです。

 したがって、一時的に症状が軽くなったとしても、最低でも1カ月程度は薬を使い続けることが大切です。

 角質増殖型や、趾間型・小水疱型で症状がひどい場合には「イトラコナゾール」「テルビナフィン塩酸塩」といった内服薬を用います。外用薬を用いてかぶれがひどくなった場合にも内服薬を使用します。

 水虫を放置しておくと、爪に菌が入り込み、より厄介な「爪白癬」を起こすことがありますが、内服薬のほかに昨年9月に、爪白癬の新しい治療薬「エフィナコナゾール」が誕生し、保険適用となっています。

 また、薬局などで販売されている市販薬を使っている方も多いでしょう。診断さえしっかりしていれば大抵の市販薬は処方薬と同じ成分が含まれていますので、治療効果に大きな違いはありません。ただし市販薬には、かゆみを抑える成分や清涼感を与える成分が入っていることが多いです。

 しかし、そういった成分によって、かぶれなどの症状が起こりやすい場合があります。また、先に述べたように、水虫と似たような病気であった場合、一時的にかゆみの症状を抑える効果はあるかもしれませんが、その病気自体が治ることはありません。

 したがって、まずは水虫かどうかの正しい診断を受けることが大切なのです。

 

家庭内感染が最も多い

 皮膚糸状菌症の感染経路で最も多いのが家庭内での感染です。

 家族の中に皮膚糸状菌症の方がいる場合はマットやタオルの共用は避けるようにします。

 靴や靴下を履くのが当たり前の生活の中、水虫は現代病といえるでしょう。ある調査では、60歳以上の方の約3割が皮膚糸状菌をもっているという結果が出ています。

 ただし、先ほども述べた通り、菌が付着しているだけで発症するとは限りません。

 一方、水虫は、放っておいても治りませんが、薬物治療を行ったとしても、全ての菌をなくすのは大変なことです。

 従って予防が大事ということになります。

 予防のポイントは菌を増殖させないこと。そのために、早期に薬物治療を行うことはもちろん、できれば毎日、きちんと足を洗うことを心掛けましょう。

 また、洗った後の足はよく乾かします。日頃から足の清潔・乾燥を保つことが、足の健康のために何よりも重要だと考えています。

 

 

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