自律神経のバランスがカギ!「免疫を高める」生活の極意。
1、ストレスを自覚し、生活を見直す・・・まず、免疫力を下げる最大原因の、ストレスの元を探しましょう。働きすぎていないか、深刻な悩みを抱えていないか、自分の生活を振り返り、気持ちを切り替え、環境を整えることが必要です。たとえ、ストレスを完全に取り除くかとができなくても、自分がどんな時にストレスを感じているかがわかれば、悩みすぎにブレーキがかかります。よく笑うことも、免疫力を高めます。リラックス過剰な方は、運動不足になっていないか、生活にメリハリがなくなっていないかを見直しましょう。また、睡眠時間が短かったり、暴飲暴食をしたりなど、不規則な生活は免疫力を低下させます。早寝早起きを心がけ、無理は避けましょう。
2、交感神経を刺激する薬を飲まない・・・ステロイド剤や消炎鎮痛剤などは、長期に使用すると交感神経を過剰に優位にし、免疫力を下げてしまいます。なお副交感神経が優位な場合でも、薬を長期に使用することによって、交感神経が過剰に優位になってしまうことがあります。
3、適度な運動をする・・・体がポカポカとして、汗ばむ程度の運動は、自律神経のバランスを整えます。早寝早起きを心がけ、散歩やラジオ体操などをするといいでしょう。
4、ゆっくり食事をとる・・・食べることは、それ自体が自律神経を整えます。まず、早食いを避けましょう。玄米や、発酵食品、小魚などを食べていれば、栄養のバランスもよくなるうえ、自然と時間をかけて食事をするようになります。また、水分をたっぷりとることも重要です。
5、体を温め、血行をよくする・・・自律神経が乱れていると、体が冷えてきます。なので、少し温めのお湯にゆったりとつかったり、乾布摩擦をしたりすることは大切です。湯たんぽや、カイロを使用するのもいいですね。
6、爪もみや、深呼吸を行う・・・ほかにも、自律神経を整える方法はあります。自律神経は無意識のうちに働く神経ですが、深呼吸と爪もみを行うと、意識的にコントロールができます。呼吸は、ゆっくり吐き出すことを意識すると、副交感神経が刺激されます。爪もみは、簡単にできる家庭療法として、爪の生え際をもむことで、やはり自律神経を整える効果があります。
※免疫学で有名な「福田=安保理論」を参照に、健康生活を維持する上で自律神経のバランスを整えることが、いかに重要であるかということを、4回にわたりまとめてみました。
過度のストレスや、骨盤や背骨の曲がりなどで起こる、硬直した筋肉を整体することで、不快な症状が改善されます。様々な症状でお悩みの方は、お気軽にご相談いただければと思います。